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一 正月でめでたい!

正月といえばハレの日の代表。獅子頭、平成29年の干支である酉や正月恒例の「曽我もの」を描いた錦絵、遺跡から発掘された羽子板や江戸時代末の双六など、正月にちなんだめでたい資料を紹介します。

獅子頭(横田八幡宮)

県指定有形民俗文化財 獅子頭
鎌倉時代(13-14世紀)
横田八幡宮(奥出雲町)
一般に獅子舞は正月などのハレの日に招福とともに悪魔払いなどとして行われます。






引札 七福神

引札 七福神
明治39年(1906)
当館
 引札とは商店が売り出しなどを宣伝するためのチラシ。正月に向けて配られることが多いことから、めでたい絵柄が多く用いられます。




七福神春乃暁筆

七福神春乃暁筆(河鍋暁斎 筆)
明治17年(1884)
当館
 江戸時代から新年恒例の歌舞伎として、曾我兄弟の仇討ちをテーマとした「曽我もの」が演じられていました。この演目を七福神に見立てたものです。明治18年(1884)が酉年のためか、小藤太(寿老人)などが鶏を抱えています。




双六

東海道五十三次道中双六(立川斎国郷 筆)
安政3年(1856)
当館(周藤コレクション)
 正月の代表的な遊び、双六。江戸時代後半には正月恒例のものになっていたようで、出世双六や道中双六などに人気がありました。





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