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イベント

子ども考古学教室
古代文様の色紙を作ろう(拓本体験)を行いました 

開催日
2015年08月09日

教室の様子<br>瓦<br>画仙紙(がせんし)
教室の様子

画仙紙(がせんし)
墨付けで模様を写し取ったら、乾燥させて色紙に貼り付けます
墨付けで模様を写し取ったら、乾燥させて色紙に貼り付けます

2015年8月9日(日)、体験工房にて夏休み子ども考古学教室「古代文様の色紙を作ろう」を行いました。

この子ども考古学教室は、夏休みの工作(小学4年~6年対象)を応援しようと企画したものです。

この体験では、お寺の屋根に使われた軒丸瓦(のきまるかわら)の写し取りを行いました。この軒丸瓦は、7世紀から8世紀ころの本物です。

まずは脱脂綿などに水を含ませて、瓦を湿らせます。
その後、画仙紙(かぜんし)を乗せてからまた紙の上に濡れた脱脂綿をやさしく押さえて、瓦の凹凸に沿って紙を貼り付けていきます。

貼り付けていくときには、瓦と紙の間に入った空気を逃がすようにします。
(★破れないように注意しましょう)

ある程度半乾きになった状態で、今度は薄く墨をつけていきますが、特定の場所だけが濃ゆくならないように、隅々までまんべんなく墨をつけていきます。(★瓦に墨が付くとなかなか取れないので、墨が付かないように気をつけます。)

出来上がったら瓦から紙をゆっくり剥がし、新聞紙に挟んで水分を取ります。

乾いたら、瓦型に切り取って色紙に貼り付けて完成です。


 

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