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イベント

石見銀山世界遺産登録9周年
ミニミニ企画「とちはた鍔」(2016/7/2~8/7)

開催日
2016年07月05日

とちはた鍔
とちはた鍔

【会期】
2016年7月2日(土)~8月7日(日)
※会期中の休館日7月19日(火)


【会場】
常設展 総合展示室
(石見銀山コーナー)


【料金】
常設展チケットまたは年間パスポートで観覧できます。


【内容】
◆とちはた鍔 9点(松江歴史館蔵)
◆銀山旧記 1冊(個人蔵)
◆銀山要集(複製) 1冊(当館蔵)
◆装剣奇賞 7冊(個人蔵)
◆石見外記 1冊(当館蔵)


【紹介】
石見銀山遺跡は2007年に世界文化遺産に登録され、2016年で9周年を迎えました。今回は「とちはた鍔(つば)」の紹介です。

刀装具の一つである鍔(または鐔:つば)に、トチハタという名が付くものがあります。栃畑(とちはた)は銀山の地名に由来し、別に銀山(または金山:かなやま)ツバともいいます。江戸時代の記録によると、かつては石見国の物産の一つとされ、その名は刀装具の専門書により広く知られてもいました。

鍔は、生産遺跡である石見銀山を紹介するコーナーには不釣り合いな展示品と思われるかもしれません。しかし銀山では採掘道具や製錬道具に鉄が利用されていましたし、消費も半端ではなかったことでしょう。鉄は鉱山町に暮らす武士や町人たちにとって欠かせないものであったはずで、そこで刀や鍔が作られていたとしても何ら不思議はないです。

銀山産まれとされるとちはた鍔を、そしてその素朴な味わいをこの機会にご覧ください。

※この展示は、撮影不可です。

 

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