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イベント

古代出雲歴史博物館・上廣歴史文化フォーラム
日本人の死生観と出雲

開催日
2016年11月27日

開催場所
古代出雲歴史博物館 講義室




古来出雲には、八百万の神々が集うという伝承とともに、黄泉の入口と言い伝えられる猪目洞窟や、幼くして亡くなった子どもが還る穴といわれる加賀の旧潜戸(きゅうくけど)など、あの世の世界をイメージさせる場所が存在します。
戦後の高度成長期を通じて、日常生活から遠ざけられてしまった「死」を、いかに受け止め、みつめなおすべきかについて問い直す機会となれば幸いです。


【日時】2016年11月27日(日)13:30~16:00

【会場】古代出雲歴史博物館 講義室

【定員】100名(事前申し込み制)※定員となりましたので、受付を終了しています。

【料金】聴講無料


【1】基調講演「日本人の死生観」
 カール・ベッカー氏(京都大学こころの未来研究センター教授)

【2】対談 
 カール・ベッカー氏、岡 宏三(古代出雲歴史博物館 専門学芸員)

■講師略歴
カール・ベッカー(BECKER,Carl B 1951-)
1951年米国生まれ。京都大学こころの未来研究センター教授。
諸文化の宗教(死生観・倫理観)を理解し、治癒方法、倫理道徳、価値体系等の研究を通じて、日本独自の新しい対応方法の可能性を探求。医療倫理学、バイオエシックス(環境倫理学を含む生命倫理学)の問題を中心に研究。西洋医学の終末期治療等に対し、東洋思想の立場から「離脱体験」研究を行い、1983年全米宗教心理学会アシュビー賞、1986年国際教育研究会(SIETAR)異文化理解賞受賞。1992年ボンベイ国際大学より名誉博士号が授与される。
編著書に『死の体験 臨死現象の探求』(法蔵館、1992年)
『いのち・教育・スピリチュアリティ』(大正大学出版会、2009年)
『愛する者をストレスから守る-瞑想の力』『愛する者は死なない-東洋の知恵に学ぶ癒し』(以上、晃洋書房、2015年)など多数


主催
公益財団法人上廣倫理財団、島根県立古代出雲歴史博物館
後援:文化庁、島根県教育委員会
お問い合せ:島根県立古代出雲歴史博物館 TEL0853-53-8600 FAX0853-53-5350

 

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