イベント
(前期)4月17日~5月20日・(後期)5月22日~6月17日
常設展ミニ企画「出雲鰐淵寺文書、重要文化財へ」
開催日
2019年04月16日
(上)足利義政御判御教書/康正2年(1456) 将軍足利義政が、鰐淵寺領の国富庄(出雲市国富町)と漆治郷(出雲市斐川町直江付近)について、守護使不入の特権(守護の徴税人が寺領に介入することを禁止する権限)を与えた文書。
(下)尼子経久書状/永正15年(1518) 鰐淵寺への年貢納入を行っている尼子経久の家臣から鰐淵寺が厳しく取り立てることを尼子経久が認めたもの。
島根県を代表する古刹である鰐淵寺(出雲市別所町)には、鎌倉時代から明治時代までの古文書が数多く伝来していますが、そのうちの494通は日本の宗教、政治、経済の歴史を語る上で重要なものです。
このたび、その貴重性が評価されて国の重要文化財に指定されることになりました。古文書で重要文化財の指定を受けるのは島根県では47年ぶりとなります。当館では鰐淵寺文書を展示し、鰐淵寺とそれに関わる人々や地域の歴史を探ります。
【展示期間】
前期:2019年4月17日(水)~5月20日(月)
後期:2019年5月22日(水)~6月17日(月)※5月21日(火)は休館日
【開館時間】午前9時から午後6時まで
【場所】島根県立古代出雲歴史博物館 常設展示室
【展示点数】12点(前期6点・後期6点)
【料金】常設展の入館料でご覧いただけます。
一般610円、大学生410円、小中高生200円
※当ページに記載した資料は、前期展示しているものです。