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イベント

令和4年3月16日から5月16日まで
ミニ企画「塩冶判官高貞と浮世絵」

開催日
2022年03月16日

塩冶高貞寄進状
塩冶高貞寄進状 建武4年(1337)

 690年前の元弘2年(1332)隠岐に配流された後醍醐天皇は、翌年伯耆(ほうき)国(鳥取県)に脱出しました。
 塩冶(えんや)郷(出雲市)を拠点とする出雲国守護・塩冶高貞(たかさだ)は、伯耆の武将・名和長年(なわながとし)らとともに天皇を奉じて鎌倉幕府の倒幕に貢献しますが、後に足利幕府から謀叛の疑いを受けて非業の最期を遂げます。
 悲劇の武将・塩冶高貞は、江戸時代以来人気をほこる“仮名手本忠臣蔵”において、吉良上野介に斬りつけて切腹を命じられた浅野内匠頭にあてはめられ、その名を今なお人々の記憶にとどめています。
 今回は、今から681年前の4月に亡くなった塩冶高貞にまつわる史料や浮世絵を紹介します。


【展示期間】
 令和4年3月16日(水)~令和4年5月16日(月)
 ※展示期間中の休館日:4月19日(火)

【開館時間】
 9:00~18:00(最終入館は17:30)

【場  所】
 島根県立古代出雲歴史博物館 常設展示室

【料  金】
 常設展の入場料金(一般620円、大学生410円、小中高生200円)でご覧いただけます。

【主な展示品】
 1)塩冶高貞寄進状 建武4年(1337)
   塩冶高貞が、みずからの「寿命長遠」を願って桑日(くわにち)八幡宮(出雲市の塩冶八幡宮)に栃嶋村(出雲市荻杼町)を寄進する内容。

 2)塩谷判官館之図 楊洲周延(ようしゅうちかのぶ) 明治11年(1879)
   絶世の美女といわれた高貞の妻の行水姿をのぞき見する高師直(こうのもろなお)の図。

 

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