イベント
最初期の慶長丁銀 特別公開(12/1~1/19)
開催日
2008年12月03日
慶長丁銀表
最初期の慶長丁銀-石見銀山産の銀?-
慶長丁銀は、慶長6年(1601)から元禄8年(1696)にかけて鋳造されました。
表面にあるスタンプは「宝・常是」と大黒様の絵ですが、時期によって微妙に変化し、最初期、前期、中期、後期とおよそ4段階に分けられています。
本品は最近、個人の方からご寄付いただきました。「宝・常是」の文字は小さめで細かく、楷書風に書かれています。
これは最初期に位置づけられる学術的に極めて価値の高い資料です。
慶長年間と言えば、石見銀山の最盛期でもありました。もしかしたらそこで掘り出された銀で作られたものかもしれません。
■時期:17世紀初頭
■重さ:147g
■寄贈者:小川 清氏
■場所:古代出雲歴史博物館 総合展示室
■特別公開期間:2008年12月1日(月)~2009年1月19日(月)
※12月16日(火)は休館日です。