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イベント

《体験》奈良時代のごちそうを作ってみました

開催日
2009年11月29日

ごちそう体験の様子
ごちそう体験の様子
牛乳を煮詰めて「蘇」を作ります
牛乳を煮詰めて「蘇」を作ります

2009年11月29日(日)、体験イベント「天平を味わう-奈良の都のごちそう体験」を開催しました。

奈良時代のおもてなし料理を再現してみよう!という試みで、何度かリハーサルを経て本番を迎えたこの体験イベント。さあ、まずはイメージ創りから。


[とき]1300年前 晩秋
[場所]島根郡(しまねごおり)の郡司の館
[料理]出雲国司に島根郡司が奉った山海の珍味

[メニュー]
・タコ(茹でてから干して、火で炙って削る)
・鱸[スズキ](塩干しにして細かく割く)
・ウニとアワビの混ぜ合わせ
・サザエのなます
・山芋の炭火焼き
・茄子の漬物
・猪(塩漬けにして干して削る)
・鴨肉と十六島紫菜[うっぷるいのり]のお吸い物
・飯(甑[こしき]を用いて湯気で炊いた強飯)
・一夜酒
・蘇[そ](古代のチーズ。1斗の牛乳で1升)
・干し柿


下の写真は、蘇を作っているところ。通常販売されている牛乳を火にかけて、固形になるまで煮詰めます。その後、切れ目を入れた干し柿で包みます。

 

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