※地区名は旧市町村名で表記しております。
地区名 | 行事名 | 行事日 | 中心になる場所 | 概要 |
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吾郷村 | しゃぎり(はやしこ・がくうち) | 例祭当日 | 神社に向かう道筋及び神社 | 所定の場所から神社に向う道筋を一列になって行なう、神社の境内を一巡し御神幸の先祓い後祓いもする。主に小、中、高校生である。 |
八反のぼり | 例祭の前後 | 神社境内周辺 | 八反のぼりとは1反の布を8人で1本の幟にしたものをいい、例祭の尊厳さを表わすために催す。 | |
大元祭に行われる大元神楽 | 例祭前夜 | 乙原八幡宮ほか | 5年毎や7年毎に行ない(干支の寅、申の年)演目の中には藁蛇を用いるものもあり、記宣も行う。 | |
浜原村 | 山車(屋台)引出し | 10月15日 | 神社につながる街筋 | 氏神例祭の日に祭礼を盛上げるために行った行事。以前は山車を引き出すのに児童・生徒30〜40人を必要としたが自動車輸送になったため、わずかな人数での引き出し可能となった。 |
君谷村 | しゃぎり(楽打ち・はやし) | 11月2日 | 別府八幡宮 | 氏子中の有志によって伝承されるもので、現在の構成は大人20人と児童生徒20人程度である。大人の高齢化と児童生徒の減少は存続の危機が迫ったことを示している。 |
大元祭 | 例祭の当日 | 地頭所八幡宮ほか | 5年毎(地頭所八幡宮)7年毎(別府八幡宮)に行なわれるもので神事の中に藁蛇を用いる行事がある。吾郷村の大元祭と同様。 | |
沢谷村 | しゃぎり | 例祭の日(雨天の時翌日) | 神社とお旅所間の道路 | 祭礼の時、神霊の乗った神輿を御旅所へ行く際に、しやぎり連中が御供をした行きを先祓い、帰りを後祓いという。例祭の日が晴れれば各戸を回って門打ちをする。 |
日待祭(お日待) | 1月3、5、7日 | 頭屋宅 | 頭屋の家に祭壇をつくり神職が行って祭礼を行なう。豊作を祈願したり各戸の家内安全を祈念する意味も含められているという。 | |
大歳神の祭り(大歳さん) | 五穀の収穫時期 | 大歳神を祀る小祠 | 五穀の祭神として各所に神霊を祭る小祠があった。いずれも若干の氏子があり主として秋の収穫期後に、祭礼があったが近年農業情勢の変化とともに衰退した。 |
地区名 | 行事名 | 行事日 | 中心になる場所 | 概要 |
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都賀行村 | 大元さん | 10月の第2土曜日 | 水玉山八幡宮 | 藁蛇を神主、宮総代が支え、回りながら舞う。5年ごとに行なわれる。その際に、地区にある神(金屋子神、八面神など)を集めて行うとされている。 |
都賀村 | とんど焼き | 1月不定日 | 松尾山八幡宮 | 正月用飾り、書き初めなどを持ち寄り燃やす。 |
灯籠流し | 8月15日 | 江の川水上 | 江の川に、灯籠や藁船を流す。藁船には野菜などをのせる。昭和10年頃一時期絶えていたが、戦後、また始めた。 | |
大元さん | 10月22日 | 松尾山八幡宮 | 7年毎に行われている祭で、神官と宮総代が2頭の藁蛇を支えて回りながら舞う。祭終了後に境内の樫の木に収められ、もう1頭は赤来町の桂の木に収められる。 | |
布施村 | とんど焼き | 1月15日 | 田立建埋根命神社 | しめ縄、書き初めなどを持ち寄り焼く |
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