奥出雲町の祭リスト

布勢村・三成村・亀嵩村・阿井村・三沢村鳥上村・横田村・八川村・馬木村

※地区名は旧市町村名で表記しております。


札打ちは行われていない。
地区名行事名行事日中心になる場所概要
布勢村伊賀武神社例祭ほか10月10日ほか伊賀武神社例祭の後に神幸となる。4人の氏子総代が神輿を担ぎ、道楽の囃子で御旅所へ向かう。これに先立ち、紅白仕立ての餅神輿が囃子とともに地区内を練り歩き、42・61・77・88歳の人の家を巡って祝う。還幸後に紅白の餅撒き。(祈年祭は3月16日。新嘗祭は11月28日)
とんど祭1月第2日曜日地区内の田田の中に頭屋の用意した竹を立て、周囲を藁、各家の正月松飾りや古い神札等で囲む。神職に御祓いをしてもらい、その年の年女年男が点火する。火や煙にあたると風をひかない、という。
三成村三成八幡宮例祭ほか10月10日ほか三成八幡宮三大祭共にオーソドックスな祭りである。(祈年祭は4月13日。新嘗祭は11月28日)
亀嵩村湯野神社例祭ほか10月21日ほか湯野神社例祭では郡内の神職を迎えて例祭を迎えて祭典を行う。祭典のあと神輿が、氏子有志による笛・太鼓の奏楽とともに渡御する。御旅所にて6年生女子による八乙女舞の奉納が行われる。(祈年祭は3月1日。新嘗祭は12月1日)
亀嵩町とんどさん(とんど祭り)1月の第2日曜日遊園地当番がその年のアキの方角にある竹林に入って、竹を根ごと倒して祭場へ運ぶ。竹の周りを正月の松飾り・古い神札や藁で囲み、年男年女と自治会長が点火する。とんどの火や煙にあたって、無病息災を祈る。
祇園祭り8月1日覚融寺境内に祭られる祇園社の祭り。昔は覚福寺の鎮守社であったという。自治会各戸が参拝し、住職が斎主をつとめる。きゅうりの切り口が祇園社の紋に似ているため、当日にきゅうりを食べることが禁じられている。
念仏講(数珠まわし)1月中旬の休日(日曜日)上分集会所江戸時代に疫病が流行した時にはじまった行事である、と伝える。念仏講を行い、境界に念仏札を打って回り、他地区から疫病が侵入することを防いだ。現在では、境界が遠いため
阿井村とんど祭1月15日地区内の田堀自治会の頭屋が竹を立てる。各戸から持ち寄られた正月の松飾りや古い神札を積み上げる。神職による御祓・お清め神事の後、頭屋代表が点火する。一年間の無病息災を祈願する。
阿井八幡宮の神輿神事10月1日阿井八幡宮実地調査参照
大原神社例祭1月9日、11月23日大原神社祭典後に、猿田彦を先導にして、獅子・神輿・五色旗等が御旅所まで神幸する。猿田彦の舞・獅子舞を奉納し、餅撒きをする。
三沢村とんど祭1月15日地区内の田頭屋が竹を立て藁で囲み、側に神輿をすえる。頭屋の叩き回る拍子木の音を合図に、各家は正月松飾り・古い神札を持ち寄る。神職の大祓に合わせて頭屋が点火する。竹はアキ(開き)の方角に倒される。
三澤神社例祭10月29日三澤神社朝事前祭が行われ、午後2時から祭典。青年部による福餅撒き、三沢の池霊水の奉納、奉納相撲が行われる。
風除祭(風祭り)二百十日前後三澤神社かつては各自治会で行われていたが、現在は原田自治会のみで、土曜日の夕方に行われる。神事の後直会をして、風除けの神札と洗米が各戸へ授けられる。
地区名行事名行事日中心になる場所概要
鳥上村とんど祭1月5日地区内の田大竹を立てて、持ち寄った正月飾りや古い御札を燃やす。子供の書き初めが高く舞い上がると、字が上手になるという。黒く焼けた松を玄関につけて魔除けとする。
愛宕祭8月24日大呂地区内天狗面をつけた露払いを先頭に、笠鉾、とおり物と呼ばれる山車が巡幸する。要所にて屋台による出し物を行う。奉納後、飾りつけの花飾りを各戸に配る。火難除けになるという。
龍燈祭8月7日鬼神神社邪気を退散させるための祭りで、龍燈神楽が奉納される。スサノオの大蛇退治神話の影響によるためか、当神社で火の玉を見たという者が多数でて、これを鎮めるために行われるようになったという。
横田村えびす祭7月19〜21日大市、六日市大市と六日市にエビス堂があり、大正年間に氏神の境内に合祀された。祭礼日に、もとの奉斎地に遷して祭られる。算盤や茶器で一式飾りをつくる。
愛宕祭7月17〜19日安楽寺山から御神体を寺に持って下り、頭屋が供物を供えて、平和と家内安全・火災除けを祈願する。
八川村黄幡さんの火祭り10月22日黄幡神社宮の周囲の清掃にあわせて火を焚く。住時は3日間燃え続けるほどの大火を焚いた。最近は1日に行う。
馬木村愛宕祭(愛宕さん)7月24日、8月24日八幡宮頭屋から八幡宮まで、天狗・獅子を先頭にして鼕太鼓・笠鉾が行列する。
荒神祭11月26日神木のある場所長さ約1.5mの藁龍をつくり、氏子5人が神木に巻きつける。藁スボに米を練った物を入れて、供える。

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