お知らせ

《常設展 展示替え》
知られぬ出雲の面影（2015/2/17～4/20）

近代にはいり、写真と洋画が本格的に広まると、浮世絵は次第に衰退してゆきました。
大正にはいると、西洋画的感覚を取り入れた新たな版画、また誰でも版画を制作できる喜びを広める大衆版画をめざす動きが現れました。
当時、鉄道の普及により旅行ブームが起きていましたが、版画界の新たな潮流は、各地の名所等を題材として人気を得、進展の足がかりとなりました。
今回は、地元出身の版画家・平塚運一らの作品を通じて、今ではほとんど失われた出雲の面影を紹介します。


[展示一覧]
・出雲風景　中海　[織田一磨／大正14年(1925)]
・出雲風景　安来　[織田一磨／大正14年(1925)]
・『山陰風景』出雲みほのせきの景 [織田一磨／大正13年(1924)]
・旅みやげ第三集 出雲 美保関 [川瀬巴水／大正13年(1924)]
・『山陰』　美保関 [浅野竹二／昭和40年(1965)]
・『山陰風景』　松江大橋 [織田一磨／大正13年(1924)]
・聖地史蹟名勝　松江城（中橋）[徳力富吉郎／昭和16年(1941)]
・出雲茶臼山風景 [平塚運一／昭和7年(1932)]
・山陰の四季　宍道湖 [徳力富吉郎／昭和51年(1976)]


[場所]
常設展 テーマ別展示室

[料金]
常設展チケットまたは年間パスポートで観覧できます。

[会期]
2015年2月16日（水）～4月20日（月）
※会期中の休館日／3月17日（火）