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お知らせ

常設展示室 島根のたたらコーナーを展示替えしました



たたら製鉄は、砂鉄と木炭から鉄を作った我が国独自の製鉄法です。
今回は、弥生時代から奈良時代にかけて行われた鉄器生産と、平安時代から江戸時代にかけて鉄生産の様子を物語る資料を展示しました。

このうち、出雲市古志本郷遺跡出土の鞴羽口(送風管)は、日本最古級のもので、鞴(ふいご)を使った鉄器の製作技術がいち早く、出雲地方に伝わったことを示しています。

また、雲南市大志戸遺跡出土の炉壁は、送風孔が並んだ状態で残っており、長さ2m程度で両側面に約30個の送風孔をもつ製鉄炉が室町時代にはあったことがわかります。

製鉄遺跡の出土品から、たたらの歴史が具体的にたどれるようになりましたので、ぜひご覧下さい。

【会期】
特になし

【場所】
常設展 総合展示室 鉄の炎 島根のたたらコーナー

【料金】
常設展チケットまたは年間パスポートで観覧できます。

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