《東京国立博物館にて》古事記1300年出雲大社大遷宮特別展「出雲--聖地の至宝--」
神話の国、出雲。荒神谷遺跡、加茂岩倉遺跡から、大量の青銅器群が発掘され、この地が古代の青銅器大国であったことが知られるようになりました。また2000年に出雲大社の境内から出土した宇豆柱(うづばしら)は、太い杉の丸太を3本束ねており、かつてそびえ建つ神殿が造られたことを物語っています。
現在、出雲大社では60年ぶりに本殿の修復や檜皮葺の屋根の葺き替えが進められています。この事業は2013年の3月に完了し、5月には御祭神を仮殿から本殿に遷座する「平成の大遷宮」がおこなわれます。また、今年は出雲を舞台とした神話や出雲大社創建についても語られている『古事記』が編纂されて、ちょうど1300年の記念の年にあたります。
これを機に出雲大社の宝物をはじめ、島根県を代表する文化財の展示をとおして、独特の文化を形作った聖地、出雲を紹介いたします。
会場
※この展示会は、東京で行われます。
東京国立博物館 本館特別5・4室
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
会期
◆2012年10月10日(水)~11月25日(日)
※月曜日休館
開館時間:午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
※ただし会期中の毎週金曜日は午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
◆主催:東京国立博物館、島根県、島根県立古代出雲歴史博物館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社
◆特別協力:出雲大社、島根県神社庁
※この展示会は、東京で行われます。
観覧料
作品リスト
※作品リスト内の「出雲大社本殿復元模型」は、当館からの出品ではありません。
| 当日料金 | 前売料金 | 団体料金 |
一般 | 800円 | 700円 | 700円 |
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大学生 | 600円 | 500円 | 500円 |
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高校生 | 400円 | 300円 | 300円 |
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・団体は20名以上
・中学生以下無料
・障がい者とその介護者1名は無料。(入館の際に障がい者手帳などをご提示ください)
・特別展「中国 王朝の至宝」〈会期:10月10日(水)~12月24日(月・休)/会場:東京国立博物館平成館〉の観覧券で1回に限り本展覧会をご覧いただけます。
前売券について
2012年8月1日(水)~10月8日(月・祝)まで、東京国立博物館正門チケット売場(開館日のみ)で販売。
シンポジウム
『神々の国 出雲--日本神話の実像に迫る--』
《基調講演》梅原猛(哲学者)
《シンポジウムパネリスト》三浦佑之(立正大学文学部教授)・滝音能之(駒澤大学文学部教授)・森田喜久男(島根県立古代出雲歴史博物館専門学芸員)・浅野温子(女優)
《コーディネーター》渡邊あゆみ(NHKアナウンサー)
[会場] よみうりホール(東京都千代田区有楽町1-11-1 読売会館7階)
[時間] 10月14日(日)午後1時開場/午後1時30分開演
[定員] 1000名
[料金] 無料
[申込] 申し込みは8月から受け付けます。詳しくは、電話03-6407-1455「出雲シンポジウム」東京事務局へお問い合わせください。