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《特別展 平成の大遷宮》出雲大社展

ポスター

●八雲立つ出雲の国。出雲大社の御祭神・大国主神は『古事記』のなかで、試練の末に国土を開拓し、なりわいの道をひろめられた偉大な神として生き生きと描きだされ、『出雲国風土記』では「所造天下大神(あめのしたつくらしおおかみ)」と讃えられています。
また古くから幸いを授けられる福の神、縁結びの神の「だいこくさま」とも呼び慕われています。

●このたび、出雲大社では約60年ぶりに遷宮が行われ、五年にわたる大修造事業を終えて、平成25年5月に本殿遷座祭が斎行されます。「平成の大遷宮」を機に開催するこの特別展では、出雲大社の御神宝をはじめ、悠久の昔から今に伝わる考古資料や古文書など様々な文化財とともに、全国の由緒ある諸社に伝えられてきた神道美術の精華を一堂に展覧します。あわせて本殿修造事業の過程も紹介して、様々な困難を克服して文化財を守り、後世に伝える精神と、遷宮をとおして再認識されるきずなの大切さを紹介します。

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図録
★出品目録(PDF)

会期

2013年4月12日(金)~6月16日(日)
会期中の休館日/4月16日(火)、5月21日(火)
会期中、展示替えがあります。
■開館時間/午前9時~午後6時
   ※入館は、閉館時間の30分前まで
■会場/島根県立古代出雲歴史博物館 特別展示室


観覧料

 当日券団体券前売券
一般特別展1,000円800円800円
セット券1,300円1,040円1,000円
大学生特別展500円400円 -
セット券700円560円 -
小中高生特別展無料無料 -
セット券無料無料 -

※団体は20名以上です。
※セット券とは、常設展を含めたチケットのことです。
※小・中・高生の学校教育活動での観覧は無料(観覧料減免申請書の提出が必要)です。
※障がい者手帳をお持ちの方、及びその付添人(手帳保持者1人につき、1人まで)は無料です。
ミュージアムパスポートでもご覧いただけます。



展示構成



1大国主のイメージ
近代から現代の人々が思い描く大国主命のイメージと思いを紹介します。

2出雲大社の起源
出雲大社境内遺跡を中心に、祭祀遺物などを通して、出雲大社創建の謎と古代の信仰に迫ります。

3発見された巨大柱
平成12(2000)年、約700年ぶりに顕現した出雲大社本殿の巨大柱。「天下無双の大厦」と称された出雲大社本殿を紹介します。

4慶長と寛文の大造営
中世の神仏習合と戦乱を経て、復古造営を遂げる過程を紹介します。

5古代への意識と信仰
国学の進展とともに、大国主命が神道において重要視されていく過程と、「だいこく」信仰が全国に浸透していく様相を紹介します。

6出雲に集う神々の美術
全国の由緒ある神社等に守り伝えられてきた神道美術の優品を通じて、神に祈りを捧げるこころを探ります。

7未来に引き継ぐきずな平成の大遷宮
平成の大遷宮に伴う本殿の修造事業の過程を紹介し、様々な困難を克服して文化財を守り、後世に伝える精神と遷宮を通じて再認識されるきずなの大切さを紹介します。

関連イベント



◆特別講演会 出雲の大神と出雲神話--ご遷宮を記念して--
[日時] 2013年4月13日(土)13:30~15:30
[講師] 上田正昭氏(島根県立古代出雲歴史博物館名誉館長)
[場所] 出雲商工会館 6階ホール(出雲市大津町1131-1)
[料金] 無料
[定員] 400名(事前申し込み制・入場券が必要です)

※お申し込み
(この特別講演会のお申し込みは、電話では受け付けておりません。)
はがき、FAX、ホームページのイベント参加フォームに、代表者氏名、郵便番号、住所、電話番号、参加人数、参加者全員の氏名(2名以内)を記入して申し込みください。締切3月22日(金)必着。申込多数の場合は抽選。3月29日(金)までに入場券を発送いたします。
★はがきから
[宛先] 〒699-0701 出雲市大社町杵築東99-4 古代出雲歴史博物館「出雲大社展 特別講演会」係
★FAXから:0853-53-5350
WEBから



◆リレー講座「展示が2倍楽しめる 担当学芸員のリレー講座」お申し込み
[日にち]
 (1)2013年4月21日(日)
 (2)4月27日(土)
 (3)5月18日(土)
 (4)5月25日(土)

[時間] いずれも13:30~15:30
[講師] 出雲大社展担当学芸員が交代で担当
[場所] 古代出雲歴史博物館 講義室
[料金] 無料
[定員] 100名(事前申し込み制)
※お申し込み/電話、FAX,ホームページのイベント参加フォームで受付


◆講座「神話の出雲と歴史の伊勢」お申し込み
[日時] 2013年5月11日(土)13:30~15:30
[講師] 榎村寛之氏(三重県立斎宮歴史博物館学芸普及課長)
[場所] 古代出雲歴史博物館 講義室
[料金] 無料
[定員] 100名(事前申し込み制)
※お申し込み/電話、FAX,ホームページのイベント参加フォームで受付



◆シンポジウム「出雲大社と神々のものがたり--風土記説話の謎をとく--」
[日時] 2013年6月2日(日)13:00~16:30
[内容] ●基調講演/荻原千鶴氏(お茶の水女子大学教授)
    ●対談/佐野史郎氏(俳優)、聞き手:石原美和氏(フリー司会者)
    ●パネルディスカッション/司会:関和彦氏(島根県古代文化センター客員研究員)、パネリスト:荻原千鶴氏(お茶の水女子大学教授)、川島芙美子氏(風土記を訪ねる会代表)、兼岡理恵氏(千葉大学准教授)
[場所] 大社文化プレイスうらら館 だんだんホール(出雲市大社町杵築南1338-9)
[料金] 無料
[定員] 600名(事前申し込み制・入場券が必要です)
[お申し込み]
ハガキ、ファックス、メールのいずれかで、
(1)代表者氏名(2)郵便番号(3)住所(4)電話番号(5)参加者全員の氏名(2名以内)を記入のうえ、島根県古代文化センターまでお申込みください。 

[お申し込み先]
島根県古代文化センター
住所/〒690-8502 島根県松江市殿町1番地
FAX/0852-22-6728
MAIL/kodaisympo@pref.shimane.lg.jp


申込み締切:5月12日必着

入場券を5月19日に発送します。
※申込み多数の場合は抽選を行い、はがきにて結果をお知らせします。



図録


この展覧会の図録を、ミュージアムショップにて販売します。
ご注文は、電話0853-53-7056(FAX兼用)までどうぞ。
在庫状況は、こちらから確認ください。

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