イベント

[企画展関連講座4回]
神々の国、出雲へ入った仏サマの文化

開催日
2011年04月23日

古代出雲に仏教の文化がどのようにして入ってきたのか。それを知る手掛かりとなるのは、寺院の屋根を飾った瓦である。
出雲の場合、上淀廃寺（米子市）系の瓦、長門深川廃寺（山口県長門市）系の瓦、寺町廃寺（三次市）系の瓦の三つの瓦の文様が見られる。ということは、出雲には山陰道の東・山陰道の西・中国山地の三方向から瓦の文様に関わる情報、ひいては仏教文化が入ってきたことになる。
この三つのルートに沿って寺院が建てられた神々の国・出雲へ入った仏サマの文化は、古代の道を通して入ってきたのだ。


［日時］2011年4月23日（土）13:30～15:30

［講師］妹尾周三氏（東広島市教育委員会文化課課長補佐）

［料金］無料

［定員］100名

お問い合せ：古代出雲歴史博物館　TEL0853-53-8600　FAX0853-53-5350