※地区名は旧市町村名で表記しております。
地区名 | 行事名 | 行事日 | 中心になる場所 | 概要 |
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川本町 | とんどさん | 1月15日 | 江川河原敷 | 河川敷に4本の笹竹を立て注連縄を張り、おかざり、お札を焼く。お酒を供え、おさがりをいただく。宮司による神事がある。 |
梅花講の地蔵供養(地蔵供養) | 9月中旬 | 集会所 | 梅花講という仏教的な講員による祭り。必ず御詠歌を奉納し、御霊を慰める。旧盆の行事の1つで日時をずらしたものかもしれない。禅宗の僧が供養する。 | |
妙見神社の祭 | 10月30日 | 妙見さん境内 | 勝負の神様と伝えられ、出征の時にまつったという。かつては子供相撲がさかんであったが今はない。その地域の神職に祭りを頼む。一時中止していたがS40年に復活。 | |
妙船寺の番神祭 | 盆、20日を中心として | 妙船寺 | 境内に祭られている30体の守護神のまつり。昔同地方に流行した病気が守護神のおかげで治ったお礼に子供相撲が奉納されるようになったと伝えられる。 | |
川下村 | 節分祭(大社分祠、おおどしまつり) | 節分 | 小屋原大社分祠 | 狭い地域10戸位で行事をする。祭事、準備等、少ない氏子だけでは不可能となり、他地区の人の応援に頼っている。川本、桜江の一部等からの参詣が多い。祭は宮司が来られる。 |
芋ぢようもん(芋殿さん) | 2月休日をあてる | 集会所 | 2月の日曜日等の休日、地区の婦人会の有志が集まり、地元の眞宗の僧侶を招き法要する。 | |
八重山分祠の祭り | 4月、5月一定でない(秋) | 因原公園 | 牛の飼育農家が減少しているので現在はふるさと祭りと称して稲荷神社の祭礼と同時に宮司さんにお願いしている。ふるさと振興の趣旨からか宗教色があまりない。 | |
地蔵供養 | 盆、一定ではない(20日) | 地区の広場 | 地域内の地蔵を寄せて読経塔婆供養を行う。それによって平素気になっている物に対して罪ほろぼし的な気持ちがかなうという。 | |
三谷村 | 井戸平左衛門祭り | 秋、不定(11月26日井戸平左衛門の忌日) | 石碑の前 | 近所のものの寄付により供物と、お礼の代金とする。祭りは一年毎に神職と僧侶が交代に行う。収穫物などもち寄る。 |
地蔵供養 | 盆のうちに行う | 集会所 | 地域内の地蔵さんを寄せて禅宗の僧侶による供養が行われる。地域のものが集ることによって親睦にもなり、先祖からの伝承行事を守って行くという自覚をもつとの事である。経費は寄附、塔婆料で賄う。 | |
三原村 | 大歳神社祭(おおどしさい) | 立春に近い休日(立春) | 頭屋宅 | 築原地域内の大歳神社の祭で、頭屋の家で老若男女が集まって神職に祭をしてもらう。終日楽しいゲーム等をして過す。神職は神社と各家の宅神の祭祀も行い、幣など授ける。 |
丸山の地蔵さん供養 | 6月17日 | 丸山城跡山頂 | 丸山城址に築城の頃の地蔵様の供養で、村内の有志により供養される。戦国時代の古武士の供養でもあり、城下に住む者は一応その子孫であるとされる。 | |
恵比須神社祭礼(恵比須さん) | 11月20日 | 武明八幡宮境内 | 講員が地区毎に寄付を集めて行い、豊作と商売繁盛を祈願する。神社での祭のおさがりは寄付をした家に配る。講員は直会の時に経費の収支、来年の行事等の相談をする。収益が集まった時に舞を奉納する。 | |
地蔵供養 | 盆 | 寺又は集会所 | 地域内の地蔵を集めて塔婆等で供養する。平素粗暴にしている地蔵や古墓に対する感謝の気持ちがかなえられるという。以前は盆踊りもあった。 |
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