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お知らせ

6月19日~7月28日
世界遺産登録12周年記念 3種の丁銀を展示

左から「文禄石州丁銀」、「御取納丁銀」、「御公用丁銀」
左から「文禄石州丁銀」、「御取納丁銀」、「御公用丁銀」

文禄石州丁銀の裏面
文禄石州丁銀の裏面

島根県大田市にある石見銀山遺跡は、2019年7月2日に世界遺産登録12周年の登録記念日を迎えます。
古代出雲歴史博物館では、これを記念して、本物の丁銀を期間限定で展示しています。

展示している本物は御取納丁銀(おとりおさめちょうぎん)、御公用丁銀(ごくようちょうぎん)、文禄石州丁銀(ぶんろくせきしゅうちょうぎん)の3点です。

丁銀は、それ自体が1万円札のような貨幣ではなく、銀の重さで取り引きされます。そのため、実際の支払いに用いる際には、必要な分だけタガネで切り割って使います。割られた後もその価値を証明するため、表面には細かく打刻が打たれています。

3つの丁銀の内、文禄石州丁銀は、文禄2(1593)年4月に作られた丁銀で、豊臣秀吉が朝鮮進出を企てた文禄の役に際して軍資金や恩賞用に作らせたと言われる丁銀です。「石見」と打刻されていることから石州銀を使用していることが確実で、製作年代も具体的に判る重要な丁銀です。裏面には花押が記されています。





【展示期間】
2019年6月19日(水)~7月28日(日)  ※7月9日(火)は休館日

【開館時間】午前9時から午後6時まで

【場所】島根県立古代出雲歴史博物館 常設展(総合展示室)

【料金】常設展の入館料でご覧いただけます。
一般610円、大学生410円、小中高生200円


★れきはく夏まつりでは、「令和丁銀づくり」を行います。(7月28日[日])

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