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お知らせ

6月19日~8月5日
常設展ミニ企画「手錢(てぜん)家と文学」



江戸時代に酒造業と回船業で栄えた手錢家(出雲市大社町)には、沢山の古典籍や古文書が伝来しています。

当館と手錢記念館が連携して行っている蔵書調査によって、江戸時代中期から末期(18世紀から19世紀)にかけて大社地区を中心とする出雲地域での文芸活動の様子が明らかになりつつあります。

特に活発だった文芸の一つが和歌ですが、門人が残した講義録からは非常に熱心に勉強に励んでいたことがわかります。江戸時代後期には、本居宣長の国学の影響の下でさらに活動は活発になります。大社地区の歌人の歌集が多数出版されて、全国にその名をとどろかせました。

俳諧も18世紀半ば以降に盛んになります。地元の名士の祝事や追悼のための句集や文集が数多く作られており、俳諧は人々の生活に深く根付いていました。

今回の展示では、江戸時代の出雲での文芸活動のうち、特に盛んだった和歌と俳諧について、手錢家の蔵書を通じてご紹介します。




【展示期間】
2019年6月19日(水)~8月5日(月)  ※7月9日(火)は休館日

【開館時間】午前9時から午後6時まで

【場所】島根県立古代出雲歴史博物館 常設展(テーマ別展示室)

【料金】常設展の入館料でご覧いただけます。
一般610円、大学生410円、小中高生200円

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