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お知らせ

常設展示室にて2月15日まで
出雲と石見の獅子頭を展示しています

獅子頭
獅子頭

お正月にちなんで獅子頭を展示しています。
獅子頭は言うまでもなく獅子舞などの芸能・神事に使用されるものです。口を開閉しながら舞うため、ほとんどの獅子頭の顎は上下に開きます。また、口の中の舌が動いたり、目が動くものも存在します。

日本で最も古い獅子頭は、天平勝宝四年(752)の東大寺大仏開眼の際に行われた供養会に用いられたもので、正倉院に伝わります。今回展示した獅子頭同様、顎が上下に開きます。

各地の神社などで使用された獅子頭は、古くなると新たな獅子頭が整えられます。その役目を終えた獅子頭も破棄されずに神社の本殿に納められることが多く、古い獅子頭が各地の神社に残っています。
今回は、出雲の神社から4頭、石見の神社から4頭の計8頭の獅子頭を紹介します。



【展示作品】
・島根県指定文化財 獅子頭 1頭(鎌倉時代/奥出雲町・横田八幡宮蔵)
・獅子頭 1頭(室町時代/出雲市・日御碕神社蔵)
・獅子頭 1頭(桃山時代/安来市・安田八幡宮蔵)
・獅子頭 1頭(桃山時代/出雲市・須佐神社蔵)
・獅子頭 1頭(室町時代/邑南町・賀茂神社蔵)
・島根県指定文化財 獅子頭 3頭(江戸時代/益田市・笹倉八幡宮蔵)


【展示期間】
2020年12月16日(水)から2021年2月15日(月) ※1月19日(火)は休館日

【開館時間】
午前9時から午後5時

【場所】
古代出雲歴史博物館 常設展(テーマ別展示室)

【料金】
常設展の入館料でご覧いただけます。
一般620円、大学生410円、小中高生200円

※12月20日(日)、1月17日(日)は、しまね家庭の日のため小中高生観覧無料
※1月1日(金)~1月3日(日)は展示室無料開放のため、観覧無料。

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