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お知らせ

10月13日から10月25日まで中央ロビーにて
灰被天目(はいかつぎてんもく)を速報展示

灰被天目
灰被天目(はいかつぎてんもく)


古代出雲歴史博物館では、島根県埋蔵文化財調査センターが今年5月から発掘調査を進めている、江津市 森原下ノ原遺跡(もりばらしものはらいせき)で見つかった、灰被天目(はいかつぎてんもく)を中央ロビーにおいて速報展示します。

 「灰被天目」とは、中国の明代(14世紀~15世紀)に福建省でつくられた黒釉(こくゆう)の碗です。貿易品として東アジアに広く流通し、日本では抹茶碗として禅宗寺院や足利将軍家など、有力者のあいだで珍重されました。
 本品は、完全な形を保ったまま出土しており、発掘調査で見つかった完形品としては県内初、全国でも8例目となる貴重なものです。
 速報展では、遺跡から出土したほかの陶磁器もあわせて展示し、石見における茶の湯文化の一端を紹介します。


【展示期間】
2021年10月13日(水)から10月25日(月)
※期間中の休館:10月19日(火)

【開館時間】
午前9時から午後6時
※最終入館時刻は閉館時間の30分前

【場所】
古代出雲歴史博物館 中央ロビー

【料金】
常設展の入館料でご覧いただけます。
(一般620円、大学生410円、小中高生200円)

※10月17日(日)は、しまね家庭の日のため、小中高生の観覧無料。

【展示品】
「灰被天目」(写真)1点ほか

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