イベント
第8回 神在月古代文化シンポジウム
「天皇の前で語られた出雲神話~出雲国造神賀詞奏上儀礼の謎に迫る~」
開催日
2008年10月26日
開催場所
大社文化プレイスうらら館 「だんだんホール」
出雲市大社町杵築南1338-9 TEL 0853-53-6500
奈良・平安時代に天皇の前で奏上された神話、「出雲国造神賀詞(いずもこくそうかんよごと)」には、出雲国造の祖先神であるアメノホヒが国譲りの場面で活躍した様子が活き活きと語られています。
このような神話を天皇の前で語ったのは、日本全国でも出雲国造だけです。
では、なぜ、出雲国造だけがこのような神話を語ったのでしょうか?この問題の解明を通して、出雲がなぜ神話の中で重要な位置を占めているのかという出雲古代史上、最大の謎に迫ります。(手話通訳あり)
■日時:2008年10月26日(日)13:00~17:30
■会場:大社文化プレイスうらら館だんだんホール
出雲市大社町杵築南1338-9 TEL0853-53-6500
■アクセス方法:
一畑電鉄「出雲大社前」下車 徒歩5分/一畑バス「吉兆館」下車 徒歩5分
■講師および内容:
13:00~13:10 開会の挨拶
13:10~13:20
映像上映「古代出雲歴史博物館神話回廊の映像ソフト出雲国造神賀詞奏上儀礼CG上映」
13:20~13:40
解説「出雲国造神賀詞奏上儀礼の概要とCG制作の根拠」
森田喜久男(もりたきくお 古代文化センター専門研究員・神話学)
13:40~14:10
問題提起「宮廷儀式の中で神賀詞奏上はいかなる意味で重要であったか」
岡田荘司(おかだしょうじ 國學院大学教授・神道史)
14:10~14:40
問題提起「出雲国造の祖先神が国譲り神話の中で果たした役割について」
水林彪(みずばやしたけし 一橋大学大学院教授・法制史)
14:40~15:10
問題提起「出雲系の神々が大和に祭られている意味について」
和田萃(わだあつむ 京都教育大学名誉教授・古代史)
--休憩(20分間)--
15:30~17:30 パネルディスカッション
論点1.なぜ出雲国造だけが、天皇の前で神話を語るのか?
論点2.古代王権と出雲との関係は?
論点3.出雲が日本の古代史の中で果たした役割は何か?
コーディネーター:森田喜久男/パネリスト:岡田荘司・水林彪・和田萃
■応募方法:
氏名、年齢、住所、電話番号を御記入のうえ、往復葉書・FAXで申し込むか、古代出雲歴史博物館来館および、ホームページの申し込みフォームからお申し込みください。
申し込み者には整理券を送付しますので、当日会場までお持ち下さい。
(応募いただいた内容は、聴講券の発行管理にのみ使用します。)
10月20日以降に申し込みされた方には、届かないおそれがあるため、聴講券は発送いたしません。
■定員:600名
■料金:無料
■お問い合わせ先:
島根県古代文化センター
〒690-0887 島根県松江市殿町1番地 島根県庁第3分庁舎内
TEL0852-22-6725 FAX0852-22-6728
島根県立古代出雲歴史博物館
〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東99-4
TEL0853-53-8600 FAX0853-53-5350
共催
出雲市
後援
朝日新聞松江総局・読売新聞松江支局・毎日新聞松江支局・産經新聞松江支局・山陰中央新報社・中国新聞松江支局・島根日日新聞社・新日本海新聞社松江支局・NHK松江放送局・山陰放送・山陰中央テレビ・エフエム山陰・山陰ケーブルビジョン株式会社・出雲ケーブルビジョン株式会社・ひらたCATV株式会社
主催
島根県古代文化センター・島根県立古代出雲歴史博物館
お問い合せ:島根県古代文化センター・島根県立古代出雲歴史博物館