イベント
第9回神在月古代文化シンポジウム
「律令制国家の成立と出雲」
開催日
2009年10月18日
開催場所
大社文化プレイスうらら館だんだんホール
1.趣旨
本県は出雲・石見・隠岐の3つの地方に区分され、それぞれ独自の文化と気質を育んでいる。
ところで、この3つの地域区分は、実は律令制国家が成立した時に定まったものである。では、律令制国家の成立が出雲という地域に与えたインパクトは何だったのか。その時、地域社会に生活する人々にとって、何が変わり、何が変わらなかったのか。また、律令制国家の成立と共に定まった地域区分は、後の時代の地域社会をいかに規定し、今日にまで及んでいるのか。
今回のシンポジウムでは、このような問題意識から令制国出雲成立の意義について考え、市町村の広域合併など今日的な議論にも一石を投じたい。
2.日時
平成21年10月18日(日)13:00~17:30
3.会場
大社文化プレイスうらら館 だんだんホール
〒699-0711 島根県出雲市大社町杵築南1338-9 TEL0853-53-6500
(交通手段)一畑電鉄「出雲大社前」下車徒歩5分/一畑バス「吉兆館」下車5分
4.講師および内容
開会挨拶
13:00~13:10
基調講演
13:10~14:10
「(仮)出雲古代史研究への期待-出土文字資料と出雲国風土記-」
平川 南(ひらかわ みなみ 国立歴史民俗博物館館長・古代史)
問題提起
14:20~14:50
「出雲国造のクニと令制国出雲」
佐藤 信(さとう まこと 東京大学大学院教授・古代史)
14:50~15:20
「律令制国家の成立と政治的景観の出現-役所と寺院-」
大橋泰夫(おおはし やすお 島根大学教授・考古学)
15:20~15:50
「その後の島根を規定した律令制国家の行政区分」
藤岡大拙(ふじおか だいせつ 荒神谷博物館長・中世史)
パネルディスカッション
16:00~17:30
「律令制国家成立が出雲に与えたインパクト」
コーディネーター 野々村安浩(島根県古代文化センター専門研究員)
パネリスト 平川・佐藤・大橋・藤岡
5.主催 島根県古代文化センター・島根県立古代出雲歴史博物館
6.応募方法
氏名、年齢、住所、電話番号をご記入の上、往復葉書・FAXで申し込むか、古代出雲歴史博物館ホームページ内申し込みフォームからどうぞ。
※日にちが近づきましたら聴講券を送付しますので、当日会場までお持ち下さい
お問い合せ:申し込み先
・島根県古代文化センター
〒690-0887 島根県松江市殿町1番地 TEL0852-22-6725 FAX0852-22-6728
・島根県立古代出雲歴史博物館
〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東99-4 TEL0853-53-8600 FAX0853-53-5350