お知らせ
令和4年8月3日から令和4年8月22日まで
ミニ企画「修理完成記念 櫨匂威鎧残闕と甘南備寺の文化財」

櫨匂威鎧残闕 一括 (甘南備寺所蔵 重要文化財)
江津市桜江町に所在する古刹・甘南備寺(かんなみじ)には、平安時代の大変古く貴重な鎧が伝えられてきました。現在は一部が残るのみですが、その美しい色合いから「櫨匂威鎧残闕(はじにおいおどしよろいざんけつ)」の名で国の重要文化財に指定されています。
本作は令和3年度に修理が施され、クリーニングや収納箱の新調、残闕の再配置などが行われました。この修理完成を記念し、甘南備寺に伝わる文化財とあわせて、期間限定で展示いたします。豪壮かつ華麗な、平安時代の鎧の姿に思いを馳せて頂けたら幸いです。
※残闕……一部分が欠けていて不完全なこと。また、そのもの。
【展示期間】
令和4年8月3日(水)~令和4年8月22日(月)
※会期中無休
【開館時間】
9:00~18:00(最終入館は17:30)
【会 場】
島根県立古代出雲歴史博物館 常設展示室
【料 金】
常設展の入場料金(一般620円、大学生410円、小中高生200円)でご覧いただけます。追加料金はかかりません。
【展示品】(すべて甘南備寺所蔵)
◆櫨匂威鎧残闕 一括【重要文化財】
◆小笠原長宣寄進免状案(おがさわらながのぶきしんめんじょうあん) 1通【江津市指定文化財】
◆林元善・佐世元嘉連署書状(はやしもとよし・させもとよしれんしょしょじょう) 1通
◆大般若経(だいはんにゃきょう)巻第578【江津市指定文化財】 1巻
◆弘法大師二十五箇条遺告(こうぼうだいしにじゅうごかじょうゆいごう) 1巻
◆狛犬 2軀1対
◆太刀 無銘 1口
◆弓箭具(きゅうせんぐ) 一括