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水上神社シッカク踊
(大田市水上町)

短編(06'16")

公開編(23'42")


シッカク踊保存会
大田市水上(みなかみ)町には「シッカク踊」と呼ばれる、田楽系の芸能が伝承されています。現在では、毎年10月下旬の水上神社例大祭時に奉納されていますが、本来は、同社に合祀されている福原(ふくはら)八幡宮に奉納されてきたものです。その福原八幡宮の社伝によると、天永2年(1111)、摂津国福原(現、神戸市)の領主竹内因幡守重次が戦乱を逃れて下向し、この地に祭神を遷し祀ったのが同宮であり、シッカク踊もその際にもたらされたと伝えています。踊りの概要は、小太鼓やささら、編木(びんざさら)を手にした12人の踊り子により、十二番の演目が演じられます。また、「宮座饗膳式(みやざきょうぜんしき)」も行われます。それは、氏子総代たちに次々と膳や神酒が振る舞われますが、そのつど総代らは味などに対し悪態をつくものです。宮司はのらりくらりと言い訳をしますが、この悪態がひどければひどい程、来年は実り多き豊かな年になると伝えています。島根県指定無形民俗文化財。

(平成13年撮影)

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