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隠岐国分寺 蓮華会舞
(隠岐郡隠岐の島町池田)

短編(07'09")

公開編(27'48")


隠岐国分寺蓮華会舞保存会
蓮華会舞(れんげえまい)は、隠岐国分寺に古くから伝わる、いわゆる舞楽系の芸能です。舞楽とは、古代の宮廷や大寺院において華やかに、かつ荘厳に演じられていた外来系の芸能で、蓮華会舞には、この舞楽の要素が色濃く残っています。また残されていた古い舞楽面にも平安か鎌倉時代の作風を見ることができました。かつては旧暦6月15日の「蓮華会」に併せて舞われていましたが、明治以降は、弘法大師空海の命日(4月21日)に営まれる「正御影供(しょうみえく)」に際して舞い納められるようになっています。
当日、本堂にて「正御影供」が営まれた後、四天王の御輿を中心に大導師、舞手、楽人らが境内特設舞台へと行道します。そして舞台上での「四天王祈願祭」の後、「眠り仏之舞」「獅子之舞」「太平楽(たいへいらく)之舞」「麦焼き之舞」「山神(さんじん)・貴徳(きとく)之舞」「龍王之舞」「仏之舞」が舞い納められ、最後は全員が奉納成就を喜びつつ、思い思いに「入れ舞」を舞いながら、桜花舞い散る中を還幸(かんこう)の途に就きます。国指定重要無形民俗文化財。

(平成14年撮影)

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