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日吉神社「庭の舞」「十方拝礼」
(隠岐郡西ノ島町浦郷)

短編(06'09")

公開編(23'14")


日吉神社庭の舞保存会
西ノ島町浦郷の日吉(ひよし)神社は、近江国真野(まの)庄(滋賀県大津市)の領主真野宗源(まのそうげん)が、源平の争乱を避けて一族郎党と共にこの地へ渡り、併せてその鎮守神をも遷して創建したと伝えられています。同社例祭では、「庭の舞」「神(かん)の相撲」「田楽」の3種の芸能が奉納されます。初めの「庭の舞」は、謡いの類似性などから、舞楽の「東遊(あずまあそび)」に起源を持つと推測される6人舞です。「神の相撲」は、2人の子供力士が一旦社殿を出て本殿裏手で仕切り、そして競って駆け戻るというもの。特徴は、2回行って必ず1勝1敗にすることで、先勝側が山側の子なら豊作で、海側なら豊漁と占います。「田楽」は、十方を拝礼する所作と掛け声から「十方拝礼(しゅうはいら)」と呼ばれ、12人の踊り手により演じられます。演目は、「中門口(ちゅうもんぐち)」「すってんでい」「小ざさら」「総踊り」「中門口」からなっています。国指定重要無形民俗文化財。

(平成12年撮影)

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