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宇賀神社の獅子舞
(出雲市口宇賀町)

短編(09'45")

公開編(33'37")


宇賀神社奉納獅子舞楽保存会
出雲市口宇賀(くちうが)町に所在する宇賀神社には、既に江戸時代中期には舞われていた獅子舞が現在も伝承されています。記録をたどれば、宝暦14年(1764)の「楯縫(たてぬい)郡口宇賀村神社書出帳」に、「九月十九日 御神楽・神主社籠・獅子舞」とあるのを初見とします。この伝統ある獅子舞とともに、それと深くかかわる頭屋(とうや)制度にも旧来のしきたりが受け継がれています。頭屋は氏子の中から神籤(みくじ)で選任され、御分霊(わけみたま)を頭屋が自宅に迎える「頭屋入り」、また頭屋宅での「頭屋渡御祭(とぎょさい)」時にも獅子舞が奉納されます。獅子舞の本奉納は、頭屋宅から宇賀神社に御分霊が還幸されるに際してで、道中および社頭において、計10段の全てが演じられます。なお、舞の構成や形式には伊勢太神楽の影響が色濃く、「伊勢流獅子」に分類されています。島根県無形民俗文化財。

(平成20年撮影)

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