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> 体験水田の一年
体験水田の一年
ここでは、体験工房横にある「体験水田」での一年を見ていきます。
この体験水田では、古代米(こだいまい)を育てています。
古代米とは、稲の原種である野生稲の特徴を受け継いでいる米(稲)のこと。現代の白米と比べ、たんぱく質や各種のビタミン・ミネラルが多く含まれています。
さあ、それでは田植えから刈り取りまでの行程を見ていきましょう!
例年6月から7月の頭にかかるところで、古代米の苗を植えます。
田植えに参加してくれている児童は、大社町の幼稚園の皆さん。(毎年田植え参加者は一般公募しています。)
袖をまくり上げて田んぼへと入ります。倒れないようにしっかりと、きれいに苗の列が並ぶように植えていきます。
大きくなってね。
9月ごろまで、まっすぐ稲穂も伸びました。この間、トンボやカエルなどの水棲動物がたくさん集まります。鷺(サギ)も飛んで来るんだよ。
まるで、銅鐸に描かれている動物たちが出てきたみたいだね。
実り豊かになると、重みで稲穂が垂れてきます。
10月下旬ごろ、待ちに待った稲刈り。鎌を上手に使えるかな?穂首刈りにも挑戦してみよう。
刈った後は、ハデに掛けて干します。手前に立っているのはヨヅクハデ。
11月下旬から12月入ったころ、脱穀作業。稲穂に付いた実(米)を穂から採ります。脱穀機は、足で踏みながら回転させます。これがなかなか大変な作業なのです。
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