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テーマ別展示

出雲大社と神々の国の祭り

巨大神殿出雲大社のなぞを中心として、現代に息づく古代文化を提供してきた島根に生きる人々の心の営みの歴史を、様々な角度からご紹介します。

(1)土地にうもれた神話

歴史地理学や考古学の成果にもとづき、古代における出雲大社周辺の祭場と信仰の姿を明らかにします。また、なぜこの地に出雲大社が鎮座するのか、いつ創建されたのかなど、鎮座にまつわる様々な神話伝承を紐解きながら、聖地としての成り立ちと創建の歴史を探ります。

訂正出雲風土記

出土銅戈・勾玉のレプリカ(真名井遺跡)

神像(青木遺跡出土)

(2)神々の住まい ─ 巨大な神殿、出雲大社

出雲びとの大きな心のよりどころとなってきた出雲大社。なぜこの地に巨大な神殿が造営されなくてはならなかったのか。なぜ後の時代においても高大さが意識され続けたのか。出雲大社の特質を、発掘された巨大神殿を中核に、かつての建築と儀式を復元しつつ、出雲大社に対する出雲びとの心情を探ります。

平安時代の出雲大社本殿1/10模型

出雲大社境内模型(慶長期)

出雲大社境内模型(寛文期)

(3)神在月の国 ─ 出雲信仰と人々の心

「福の神」「縁結び」など、今日に至るまでの出雲大社を中心に様々な表情を見せる「出雲信仰」。出雲の神々と風土に対する人々の思想と信仰の特質を神在祭や福神に対する中世以降の信仰の歴史をもとに明らかにします。

大社縁結図

玉持大国(ダイコク)像

(4)神々へのささげもの

出雲大社など、島根県内の神社や寺院に奉納された工芸品や絵画を通して、人々の信仰の一面を探ります。

紙本著色三月会神事図屏風(舞楽相撲等図)(出雲大社蔵)

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