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お知らせ

企画展「隠岐の黒曜石」始まりました

本日、企画展「隠岐の黒曜石」が開幕しました。
(会期は5月16日〔水〕まで。会期中の休館日は4月17日〔火〕)。



今回の展覧会は、中四国地方で唯一の黒曜石の原産地として知られる隠岐で採れる良質な黒曜石にスポットをあてた展覧会です。数万年にわたって狩猟・採集の場で利用され続けた漆黒の石、黒曜石に魅せられた人々の動きやその背景にある黒曜石の価値を知ってもらう機会になればと思います。

この展覧会は、写真撮影が可能です。 ※フラッシュはご遠慮ください。



隠岐で採掘された巨大な原石です。この原石からは4万個以上の石鏃(せきぞく)を作ることができます。



このコーナーでは、黒曜石を用いた狩りの様子を表現しています。
ナウマンゾウ全身骨格模型(岐阜県博物館蔵)と一緒に撮影ができます。



画像手前の方には、世界の黒曜石を紹介しています。

チリ領イースター島では、黒曜石は島民達にとって身近なものでした。「マタア」と呼ばれる戦闘用の槍は、ナイフなどの万能具としても用いられました。
また島の人々は、人物像の瞳を黒曜石で表現しました。モアイ像にも本来は眼球が嵌め込まれており、白目には白サンゴが、黒目には黒曜石などが使われています。(図録より一部改変)



顔出しパネルあります


関連イベント
・講座「日本列島の黒曜石原産地と隠岐」(3月24日)
・講座「黒曜石、4万年の旅」(4月7日)
・講座「隠岐産黒曜石利用から探る現生人類の日本列島への定着過程」(4月14日)
・講座「黒曜石職人の山、腰岳」(4月21日)
・ギャラリートーク ~学芸員による展示解説~(3月31日・4月28日、5月5日)

詳しくは、以下の関連リンクをご覧ください。

関連リンク
企画展「隠岐の黒曜石」(2018/3/23~5/16)

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