HOME > 企画展 隠岐の祭礼と芸能

企画展 隠岐の祭礼と芸能



日本海に浮かぶ隠岐諸島は、古代より「隠岐国」と呼ばれた一つの国であり、国分寺や一宮(現水若酢[みずわかす]神社)、惣社[そうじゃ](現玉若酢命[たまわかすみこと]神社)などで行われてきた大規模かつ荘厳な祭礼が今に伝えられています。
中でも国の重要無形民俗文化財に指定されている「隠岐国分寺蓮華会[れんげえ]舞」や「隠岐の田楽と庭の舞」(美田[みた]八幡宮・日吉[ひよし]神社)などは、古代や中世の芸能を考える上での多くの手がかりを今に伝えてくれます。
また、流人に関わる祭礼も隠岐ならではの特色と言えるでしょう。後鳥羽院の追悼を意識して行われてきた「牛突き」、元大坂町奉行所与力の流人が伝えた「だんじり舞」(御碕[みさき]神社)など、隠岐の祭礼と芸能の魅力をあますことなくご紹介します。


観覧料
主な展示品
展示ガイド(ギャラリートーク)
関連講座
蹴鞠・隠岐国分寺蓮華会舞
図録
クイズラリー


会期
2018年12月21日(金)~2019年2月18日(月)

会期中の休館日
2019年1月15日(火)


◆開館時間/午前9時~午後5時
 ※入館は、閉館時間の30分前まで
 ※12月21日(金)は、当展覧会会場のみ午前10時開場

◆会場/島根県立古代出雲歴史博物館 特別展示室
◆主催/島根県立古代出雲歴史博物館、島根県古代文化センター
◆後援/隠岐ユネスコ世界ジオパーク推進協議会、海士町教育委員会、西ノ島町教育委員会、知夫村教育委員会、隠岐の島町教育委員会、隠岐観光協会、朝日新聞松江総局、産経新聞松江支局、日本経済新聞社松江支局、毎日新聞松江支局、読売新聞松江支局、中国新聞社、山陰中央新報社、島根日日新聞社、新日本海新聞社、共同通信社松江支局、時事通信社松江支局、NHK松江放送局、TSK山陰中央テレビ、テレビ朝日松江支局、日本海テレビ、BSS山陰放送、エフエム山陰、あまコミュニティチャンネル、出雲ケーブルビジョン、山陰ケーブルビジョン、ひらたCATV株式会社



料金

企画展 隠岐の祭礼と芸能当日券団体券WEB限定
チケット
(前売券)
一般企画展700円560円 -
常設展とのセット券1000円800円800円
大学生企画展400円320円 -
常設展とのセット券600円480円 -
小中高生
企画展200円160円 -
常設展とのセット券300円240円 -

※Web限定チケットをお申し込みの場合、会場での引換は会期中に限ります。
※団体は20名以上です。団体見学申し込み
※小中高生は第三日曜日の観覧料が無料です。
※小中高生の学校教育活動での観覧は無料(観覧料減免申請書の提出が必要)です。
※障がい者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者福祉手帳)をお持ちの方、及びその付添人(手帳保持者1人につき、付添人1人まで)は無料です。
※外国籍のお客様は、受付にてパスポート及び在留カード又は特別永住者証明書をご提示いただきますと、料金が半額になります。(この場合、団体割引など各種割引との併用はできません。)
※この展示はミュージアムパスポートでもご覧いただけます





主な展示品

牛突きの横綱・肩掛け・化粧着物(個人蔵)
牛突きの横綱・肩掛け・化粧着物
(個人蔵)





左:福浦神楽 神楽面(隠岐郷土館蔵) 右:【島根県指定有形民俗文化財】原田神楽 神楽面(隠岐の島町蔵)
左:福浦神楽 神楽面
(隠岐郷土館蔵)

右:【島根県指定有形民俗文化財】原田神楽 神楽面
(隠岐の島町蔵)




平櫛田中作 狛犬(隠岐神社蔵)
平櫛田中作 狛犬
(隠岐神社蔵)







【島根県指定文化財】太刀 銘 来国光(隠岐神社蔵)
【島根県指定文化財】太刀 銘 来国光
(隠岐神社蔵)






天神祭礼図(大阪歴史博物館蔵)
天神祭礼図
(大阪歴史博物館蔵)






展示ガイド


ギャラリートークの様子


●隠岐の祭礼と芸能ギャラリートーク 担当学芸員による展示解説

[日にち]2019年1月19日(土)・2月16日(土)
[時間]各回11時~12時、14時~15時
[場所]古代出雲歴史博物館 特別展示室
[定員]特になし(事前申し込み不要)
[料金]古代出雲歴史博物館年間パスポート(ミュージアムパスポート)または企画展観覧券が必要です




関連講座


講座の様子

第1回講座「隠岐の牛突きと相撲」

[日時]2018年12月23日(日)13時半~16時
[講師]岩崎ことい氏(隠岐の島町教育委員会 副主任文化財調査員)
    品川知彦(古代出雲歴史博物館 学芸企画課長)
[場所]古代出雲歴史博物館 講義室
[料金]無料
[定員]100名(事前申込制)

お申し込みしまね電子申請(別サイト)

 


第2回講座「隠岐のだんじりと流人」

[日時]2019年1月27日(日)13時半~16時
[講師]笹原亮二氏(国立民族学博物館 教授)
    錦織稔之(古代出雲歴史博物館 専門学芸員)
[場所]古代出雲歴史博物館 講義室
[料金]無料
[定員]100名(事前申込制)

お申し込みしまね電子申請(別サイト)


 


第3回講座「神仏習合の祭礼と隠岐国分寺の歴史」

[日時]2019年2月3日(日)13時半~16時
[講師]鳥谷芳雄(古代出雲歴史博物館 主任学芸員)
    倉恒康一(古代文化センター 主任研究員)
[場所]古代出雲歴史博物館 講義室
[料金]無料
[定員]100名(事前申込制)

お申し込みしまね電子申請(別サイト)





関連企画


第1回「新春!蹴鞠 in 歴博」

蹴鞠

隠岐・海士町には、蹴鞠関係の資料が数多く残されています。これらは1609年に海士へ流されてきた、蹴鞠道家元の飛鳥井雅賢から伝授されたものと伝えられています。
展覧会では、それら蹴鞠関係資料を多数展示しますが、併せて、京都で蹴鞠を伝承する蹴鞠保存会の皆様による蹴鞠の実演も行います。島根ではめったに観られないレアな機会です。


[日時]2019年1月13日(日)10時半~/13時半~(※各回30分程度)
[出演]蹴鞠保存会(京都市)
[場所]古代出雲歴史博物館 風土記の庭(※荒天時は館内)
[料金]無料(事前申し込み不要)




 

第2回「芸能公演!隠岐国分寺蓮華会舞」

隠岐国分寺蓮華会舞


隠岐国分寺には、「蓮華会舞」という、舞楽などの要素を含んだ芸能が伝えられています。古代の国分寺では、大陸伝来の伎楽(ぎがく)や唐楽(とうがく)、高麗楽(こまがく)といった舞楽のもととなる芸能が行われていましたので、その流れを受け継いでいる可能性も考えられています。
廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)や災害など、幾多もの苦難を乗り越えて今に伝承される、かけがえのない芸能です。


[日時]2019年2月10日(日)14時~15時半(開場は13時半)
[出演]隠岐国分寺蓮華会舞保存会
[演目]眠り仏之舞、獅子之舞、麦焼き之舞、山神貴徳之舞、竜王之舞、仏之舞
[定員]最大600席
[料金]無料(事前申込制)★整理券を郵送しますので、当日持参ください。
[会場]大社文化プレイスうらら館 だんだんホール
〒699-0711 島根県出雲市大社町杵築南1338-9
[申込]古代出雲歴史博物館 電話 0853-53-8600


~大社文化プレイスうらら館へのアクセス~
(私鉄の場合)一畑電鉄「出雲大社前」下車 徒歩5分程度
(バスの場合) 一畑バス「吉兆館」下車 徒歩5分程度
(徒歩の場合)古代出雲歴史博物館から徒歩13分程度



図録


本展覧会図録『隠岐の祭礼と芸能』
1,500円(税抜き)

A4サイズ、全144ページ
写真:カラー(一部モノクロあり)

館内ミュージアムショップにて販売します。
▶その他の図録








クイズ
ラリー

企画展「隠岐の祭礼と芸能」会場では、クイズラリーを開催しています。
ラリー用紙は、企画展入場時に配布しています。

クイズラリーの参加には、企画展チケットまたは古代出雲歴史博物館ミュージアムパスポートが必要です。

※正月三が日は混雑を避けるため、クイズラリーを休止します。

ページトップ