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イベント

企画展「石見神楽」開幕しました

開催日
2013年07月12日

オープニングセレモニー時の中央ロビーの様子
オープニングセレモニー時の中央ロビーの様子
石見神楽展開幕を祝ってくれました
石見神楽展開幕を祝ってくれました

2013年7月12日(金)、開館と同時に企画展「石見神楽--舞を伝える、舞と生きる--」が開幕しました。

展示総数は総数225件268点(うち県指定有形民俗文化財1点・市指定有形民俗文化財21点)。

今回のオープニングセレモニーでは、大田市の土江子ども神楽団の皆さんによる神楽舞(演目は恵比須)があり、舞方、太鼓、笛、手拍子いずれも元気いっぱいに演じてくれました。


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恵比須
・・・数ある石見神楽の演目の中でも最もポピュラーな演目の一つ。正式な筋立ては、まずは大人(だいじん)が美保神社に参拝するところから始まる。そして、宮人(みやびと)を見つけ、由緒を尋ねると、宮人は恵比須神こと八重事代主命の功績をとうとうと物語る。かくして宮人は「(事代主命の)釣りしたまえる御姿を静々と御拝みなさるべく候」と勧め、宮人も「畏まって候。・・・・・・神の御姿拝みまつらん」と応じる。すると恵比須神が出現し、釣り竿を手ににこやかに舞い、ついにはめでたく鯛を釣り上げるという展開。

なお、古い台本では、雲州三歳社の神主が摂州西宮神社へ参詣する出だしとなっており、恵比須神も事代主神ではなく蛭子命が充てられている。この内容で演じる地域も邑智郡にはまだ残っている。

現在、多くの地域では後半の恵美須神が出現するところから始める傾向が強く、加えてお菓子やアメをまく演出が定番化している。
つまり、子供たちが最も楽しみにしている演目であり、かつ、結婚披露宴や祝賀会でもおなじみの呼び物となっている。

関連リンク
関連イベント
企画展「石見神楽--舞を伝える、舞と生きる--」(7/12⇒9/8)

 

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