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イベント

ミニ企画「まぼろしの意東焼」

開催期間
2024年03月13日~2024年05月20日
開催場所
古代出雲歴史博物館 常設展示室

 「意東焼」は、かつて松江市東出雲町下意東で製造されていた染付(そめつけ)*1の磁器。文化年間(1804~1818)に操業がはじまったといわれ、天保3年(1832)には松江藩の官営事業として操業しました。しかし経営はおもわしくなく、同13年(1842)に休窯、弘化元年(1844)に廃止されました。短期間の操業ながらも、様々な磁器が製作されました。
 今回は当館が収蔵する、意東焼の優品*2および、かつて窯跡から見つかった磁器の数々を紹介します。

*1 染付 白地に青の釉薬(呉須釉(ごすゆう))で文様を描き、透明な釉薬をかけて焼成した磁器。
*2 元東出雲町文化財専門委員 故・周藤國實(すどうくにみ)氏(松江市東出雲町)のコレクションより。周藤氏は幻の磁器・意東焼ほか数々の資料を独力で蒐集、後生に伝えることに尽力され、平成14年(2002)には多数のコレクションを島根県に寄贈された。




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お問い合せ:古代出雲歴史博物館 電話0853-53-8600

 

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