English | 한국어 | 簡体中文 | 繁體中文
HOME > 企画展 入り海の記憶 ~ 知られざる出雲の面影 ~
会期 2015年3月27日(金)~5月17日(日) 会期中の休館日:4月21日(火) ■開館時間/午前9時~午後6時 ※開幕日の3月27日(金)は、午前10時からの入場となります。 ※入館は、閉館時間の30分前まで ■会場/島根県立古代出雲歴史博物館 特別展示室 ◆主催/島根県立古代出雲歴史博物館・島根県古代文化センター ◆後援/朝日新聞松江総局、産經新聞松江支局、日本経済新聞社松江支局、毎日新聞松江支局、読売新聞松江支局、中国新聞社、山陰中央新報社、島根日日新聞社、新日本海新聞社松江支社、共同通信社松江支局、時事通信社松江支局、NHK松江放送局、山陰中央テレビ、テレビ朝日松江支局、日本海テレビ、BSS山陰放送、エフエム山陰、出雲ケーブルビジョン株式会社、山陰ケーブルビジョン、ひらたCATV株式会社
観覧料
展示構成 ★出品目録 Prologue 入り海とは 『出雲国風土記』の「入海」という言葉にスポットをあて、本展における「入り海」を定義づけ、古くは出雲大社の面前までひろがっていた「神門水海」を含む、日本の「入り海」を紹介します。 [鹿蔵山遺跡出土三彩多口瓶(出雲市蔵)・復元品(当館蔵)] 第1章 北陸の入り海 古代・中世の北陸で、「入り海」に流れ込む河川の河口部や、「入り海」それ自体が海へ注ぐ出口付近に形成された湊および公的施設にスポットを当てながら、「入り海」を利用した内水面の交通の実態に迫ります。 [加茂遺跡出土人面墨書土器(津幡町教育委員会蔵)] Topic1 入り海を行き交った船 「入り海」が水上交通の舞台として機能していた時期、「入り海」の湊を出入りした船がどのようなものであったのかについて紹介します。そのため、外洋を航海していた船だけではなく、内水面の水上交通において重要な役割を果たしていた船にも、ここではスポットをあてます。 [鎌倉時代の準構造船模型(船の科学館蔵)] 第2章 山陰の入り海 山陰の「入り海」の交通利用をうかがわせる資料とともに、「入り海」とその周辺から発見されている古代・中世の山陰の遺跡を紹介し、「入り海」沿岸において展開した多様な交流・生業について明らかにします。 [国宝]伯耆一宮経塚出土銅経筒(倭文神社蔵/東京国立博物館保管) Topic2 よみがえる「古益田湖」 島根県教育委員会や益田市教育委員会で調査研究が進められている「古益田湖」の成果の一部を紹介します。 [沖手遺跡出土陶磁器(島根県教育委員会蔵)] 第3章 埋め立てられた入り海 近世以降、北つ海沿岸の各地の「入り海」で展開した新田開発の実態と地域社会の反応について、近世の絵図を中心に紹介します。 [金沢市指定文化財]紙本著色蓮湖真景之図(個人蔵) 第4章 入り海に生きる 近現代にいたるまで、「入り海」は周辺に暮らす人々の日常生活と密接にかかわる身近な環境でした。近年までみられた水を介しての多様な生業の在りようを紹介します。 漁労図屏風[左隻](サントリー美術館蔵) [島根県指定有形文化財]タブネ(出雲市蔵) Epilogue 入り海を生かす-宍道湖の光景- 宍道湖を主な素材として、現代の「入り海」の観光的利用を紹介します。 [島根県観光鳥瞰図(当館蔵)]
ページトップ